【理想的な職場とは何か、面接のあとに考えたこと】

株式会社withでは、事業拡大に伴いスタッフの採用も行っています。
先日、その採用面接があり、そこで感じたことがあったので、今日はそれを書き留めておこうと思います。

※これは、あくまで一個人としての感想であり、
理想の職場像を定義したり、withの理念や方針を語るものではありません。

面接の中で、よく聞かれる質問のひとつに
「なぜ、ここで働きたいのか」
「ここで、何をしたいのか」
というものがあります。

私自身、アルバイトから入職・転職の採用面接と、いくつかの企業の面接を受けました。
そのたびに
「自分はこの会社で何ができるのか」
「どんな貢献ができるのか」
を一生懸命言葉にしようとしていたことを、今でも覚えています。

面接をする立場になって、改めて難しいと感じたのは、
その言葉がどんな経験から生まれているのかという点でした。

人の考え方や価値観は、
これまでの経験の積み重ねによって形づくられるものだと思います。
そして、想像できる深さにも個々に差があり限界があり、
どうしても「経験則」の範囲を出ることはできません。

それが、

これから新しい経験を重ねることで少しずつ重なっていくものなのか。

それとも

性格やキャラクターとして大切にしている軸が、
少し違うのか。

正直なところ、
面接のあの短い時間だけで判断するのは、とても難しい
と感じました。

世の中には、
「条件が良いから働く」
と割り切れる人もいると思います。
もちろんそれも、一つの選択だと思います。

ただ、自分自身が
どんな場所で働きたいかを考えたとき。


お給料や待遇だけでは測れないものが、
確かにあるようにも感じます。

価値観の根っこの部分が合わないまま働くことは、
いずれ大きなストレスになります。
精神的な負担を理由に職場を離れることは、
誰にとっても、あまり幸せな形ではありません。

今回の面接では、
「知らないから、そう考えているのか」
「知ったうえで、そう考えているのか」
その違いを見極めることが、
私には最後までできませんでした。

採用面接、とても難しいです。

「理想的な職場とは何なのか。」

正直なところ、
まだ自分の中でもはっきりとは言葉にできていませんが。

ただ少なくとも、
同じ場所で働く人たちが、
無理を重ねながら我慢し続けるような環境には、
したくないと感じています。

来年から仕事をはじめる新社会人のみなさま
転職を考えている方
就職活動をはじめようとされている方

ここまで読んでくださった方は是非
自分自身の「価値観」と相手側の「価値観」について考える
一つのきっかけにしてみてください。