【だれもが見逃すピラティスの本質!】

こんにちは!からだ機能改善サロンwith、代表の紙谷です!

特に20~40代の女性を中心に、まだまだピラティスブームが続いていますね。

最近はよくSNSで、まるでサーカスの団員の方達みたいな、アクロバティックな動きをしている動画も目にします。

はたまた、下の写真のような、一言でいえば『地味な』エクササイズを紹介しているSNSもよく見ます。

SNSでは「それは本当にピラティスなの?」といった発言もちらほら見られます。

「ピラティスって結局なんなの?」と思っている皆様もきっと多いのではないでしょうか。

今回は、そんな皆様の疑問を解消するため、ピラティスの起源「歴史」から紐解き、

「ピラティスの本質」をお伝えしていきたいと思います!

本質が分かると「マットピラティス」や「マシンピラティス」の違いや、

なぜストレッチポールやピラティスリングといった小道具の種類がたくさんあるのかも理解できるようになります!

これでもう迷わない!ピラティスとは何なのか。

まず、『ピラティスの本質』をお伝えするためには、ピラティスの全体像を捉えておきましょう。

ピラティスは、体幹を中心にして筋力を高め、柔軟性を向上させるためのエクササイズ方法です。これはジョセフ・ピラティスというドイツ系の体操指導者が開発したもので、20世紀初頭にアメリカで広まりました。

ピラティスのエクササイズは、筋肉を強化し、柔軟性を高めるためのものであり、特に体幹の筋肉、すなわち背骨の周りにある筋肉を重点的に鍛えることを目的としています。これにより、姿勢の改善や体のバランスを整え、ケガの予防にも役立ちます。

ピラティスのエクササイズは、マットを使ったものや専用の機器を使用したものなどさまざまな形式があります。個々のニーズや目標に応じて、さまざまなレベルやスタイルのクラスが提供されています。

ピラティスは、体力や柔軟性を向上させるだけでなく、ストレスを軽減し、心身の調和を促進する効果もあるとされています。そのため、フィットネスのみならず、リハビリテーションやストレス管理などの目的で広く利用されています。

ChatGPTより「ピラティスってなに?」で検索

はい。さすがChatGPTさん。とてもコンパクトにまとめてくれました。笑

追加で補足すると、エクササイズだけでなく

ピラティス氏の「人の心身に対する考え方、人生観、哲学」も含めて、「ピラティス」と呼ばれるようになったのが始まりです。

ピラティス氏はピラティスのことをcontrology(コントロロジー)と呼んでいました。

「 -logy 」 は 「 学問 」のことを指すので、直訳すると「からだ(心身)をコントロールするための学問」ということになります。

そうです。

そもそも、とっても幅が広いのです。

いかに『エクササイズだけ切り取ること』が狭い領域なのかが分かりますよね。

ちなみに、科学的根拠に基づいてお伝えするならば、

文献的にはピラティスは「運動制御訓練(モーターコントロールエクササイズ)」の一つとされています。

ピラティスの歴史『始まり』

そもそものピラティスの始まりは

戦時中負傷兵のためのリハビリテーションプログラムとして、ピラティス氏が創意工夫をしながら理論プログラムを組み立て

体系化していったものが始まりです。

その効果があまりに素晴らしく、彼が行うアプローチそのものを「ピラティス」と周りが呼称するようになり、

少しずつ広まっていきました。

気の遠くなるほど長い年月をかけて「ヒト」という種族そのものが変わらない限り。

変わることがない人体の「解剖学・運動学・生理学」に基づいたその理論は、

現在の健康ブームや情報拡散力も相まって急速に世界中に認知され、受け入れられるようになりました。

リフォーマーを始めとしたマシン・小道具の意図

元々が負傷兵のためのリハビリプログラムであったというところが、

「マシンピラティス」とは何なのかを知るきっかけになります。

そもそも兵隊さんは皆、鍛え抜かれた肉体を持っています。

その兵隊さんが負傷した後、戦線へと復帰するためには、肉体を回復させるための「高負荷なトレーニング」が必要となります。

しかし、ベッドの上は、それができる環境ではありません。

そこでピラティス氏は、ベッドを自身で改造して

(半分に折りたためる仕様にしたり、スプリングを付けたり、鉄格子を取り付けたり・・・)

創意工夫をして、ベッド上でもそのからだに見合ったトレーニングが行えるようにしました。

それがマシンピラティスの始まり。

それがどんどん派生していき、現在に至っては様々なマシンが開発され、用意されているということになります。

そして、そのすべてのマシンによるエクササイズの基盤となっているのが

「マットピラティス」のエクササイズとなります。

基本はマット。マシンや小道具はあくまで『個々』に合わせるための便利ツールである

つまり、マシンピラティスも。ピラティスリングやストレットポール、ヨガボールなどの小道具も。

もっと言ってしまえば「マットピラティス」でさえも。

その中心にあるのは「その人の心身の状態」であり

そこを抜きにして考えたものは全て「ピラティス」ではないと。

私は考えています。

良いピラティススタジオの見分け方はこれ!

なので、今回一番皆さんにお伝えしたかったのは

「みなさんのからだのことを本当に考えてくれて、サービスに反映してくれるスタジオ」

が、良いピラティススタジオですよ!

ということです。

先日、一人のクライアント様に相談を受けましたので、

今回、ピラティスの歴史や本質の部分を踏まえて、代表の考えを述べさせていただきました!

自身に合ったピラティススタジオを探されている皆様にとって

「ここだ!」とスタジオを選ぶ際の一つの参考にしていただければ幸いです^^