初めまして。
からだ機能改善サロンwith 代表の紙谷航平です。
この度、私の地元である銚子市に、健康増進と障害予防を目的としたボディコンディショニングサロン兼ピラティススタジオをオープンいたしました。
平日は整形外科クリニックで理学療法士として勤務しているため、サロンでの活動は基本的には週末ということになりますが、銚子に住む方々の健康のため、微力ながら貢献していきたいと思っております。これからどうぞよろしくお願いいたします。
※平日はオンラインでの相談サポートにも対応しておりますので、自身のからだに何かお悩みがある方は、まずはお気軽にお問合せくださいませ。
さて、今日はまず、これからサロンと活動を始めていくにあたって、とにかく第一に、私がどのような人物なのかを皆さんに知って頂きたく、自己紹介とサロンをオープンするに至った経緯、これからの想いをお話ししたいと思います。
私は、理学療法士として働き始めて今年で9年目になります。
その間、外来クリニックや病院での病棟勤務、介護保険領域のリハビリテーション、介護予防事業、スポーツ障害予防・検診事業、トレーナー活動、障がい者スポーツなど、様々な分野を経験し、ひたすら臨床の第一線で研鑽を積んできました。基本的に興味を感じたものにはまず飛びついてみる性格だったので、色々な場や活動に参加しましたし、現在も医療現場以外の活動に、積極的に取り組んでいます。
外来クリニックや病院では、医療職として理学療法に従事していましたが、トレーナー活動などスポーツ関連の活動は、主に病気や怪我をしていない健康な方々と関わります。
そうなると自然と、「病気や怪我にならないためにはどうしたら良いか。」と、『予防』について考えるようになりました。
最近はコロナウイルス感染予防の外出自粛のため、体力低下が懸念され、朝のテレビ番組などでは数分程度のエクササイズが放映されていたり、健康関連の番組もよく見るようになりました。その効果か、確かに以前より習慣的に『運動』をされている方が増えたように感じています。しかし、いくら運動をしていても、怪我や病気になる方がいるのです。
なぜでしょうか。
そのような方から話をしっかり伺うと、『間違った姿勢や動きのまま運動を行っている』という方が大半を占めていることに気がつきます。
そして、それが原因だと気が付かずに、良いと思ってその姿勢や運動を続けてしまった結果、障害や怪我を負ってしまうのです。
その『認識のずれ』は、一人では絶対に治せません。
直接顔を合わせて会い、話をして、身体を診て、身体機能から社会的な背景・生活習慣まで様々な角度から痛みや悩みの原因を探り、一人の人としてトータルでアプローチしていくこと。
初回にしっかりと時間をかけて、現状・問題点・ゴールを明確にし、『共通』認識を持つということが、治療を進めていく上で、なにより大切なことになります。
そして、そこまで行えるかどうかで、治療の結果が左右されるのをたくさん経験してきました。
しかし、実際の医療現場で対応する場合は、時間にとても制限されます。
入院中の方ならまだしも、日々多くの方が来院される外来クリニックでは、基本的に20分で問診から評価・治療・再評価・説明まで行わなくてはなりません。
正確には20分という縛りはないのですが、多くの方の対応をしなくてはならないため、1時間なんてとてもじゃないですが時間を確保できません。
それならば、医療が必要となってしまう前に、時間を自由に調整できて、正しい姿勢や身体の使い方を伝えられる場所を自分で作ってしまえばいいじゃないか。と。
また、そのように普段から、運動やからだのことについて相談できる相手が身近にいたら、周りの人達は、心強くないだろうかとも思いました。
病院の中だけでなく、病気や怪我をする前から顔見知りで、万が一病気や怪我をしてしまっても気軽に相談でき、回復した後もなにかあった時には相談できる。
そのような、長く付き合える関係性を築きたいと思うようになり、それは医療という枠組みを超えなければできないことだと感じ、サロンを開くことを決心しました。
そのサロンを開く場所に『銚子』を選んだのには、明確な理由があります。
まずは、地元である銚子という町が好きだということ。
もう一つは、『地方である』ということです。
理学療法士は、毎年約一万人が輩出されています。
医学的知識を持った『からだと運動』の専門家である理学療法士が、自身の地元など、思い入れのある地域の方々に対して健康増進・障害予防を目的としたサービスを提供することが出来たら、これほど素敵なことはないと思いませんか?
地方でも、そこに住む方々や医療機関、企業の方々と信頼関係を一歩一歩構築していけば、その地域も、自分自身も、きっと豊かな人生を歩むことができると思うのです。
いつか、私のこの在り方と活動が、同じような考えを持っているけれど、中々一歩が踏み出せない誰かの『ロールモデル』としてなれるように、頑張っていきたいと思っております。
からだ機能改善サロン 代表 紙谷航平